想い出に残る仕事【O様邸】 |RESTART(リスタート)

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2018.11.07

想い出に残る仕事【O様邸】

こんにちは。
ロートアイアン手すりの専門店「RESTART」です。

今日のブログは想い出に残る仕事シリーズです。

このシリーズでは、
これまでの仕事の中でも特に想い出に残っている仕事をご紹介しています。

今日ご紹介するのは「O様邸」です。

O様邸は兵庫県芦屋市にあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、
兵庫県芦屋市と言えば国内有数の超高級住宅街です。

この仕事は私が初めて数百万円規模の品物をつくらせていただいた時のお話です。
お話をいただいたのは2009年、私が29歳の頃です。

大阪のとある建設会社の社長様よりこの案件のお見積り依頼をいただきました。
品物は門扉、階段手すり・吹き抜け手すり、小犬用門扉など。

当時、複数点の制作のお見積りは多くいただいていましたが、
なかなか予算が合わず品物を減らしたり、流れてしまう案件が多い時期でした。

こちらの案件のデザインは、
デザイン事務所様が出されたものがあり、ほぼ決まっているような状態でした。

シンプルで王道的なデザインです。

シンプルなデザインは価格を抑えてつくろうと思えば可能ではありますが、
デザインがシンプルゆえに、本物のロートアイアンとロートアイアン風のものとは、
明らかな違いが出るものです。

お話させていただくと、お客様もしっかりしたものをお望みで、
ご予算も合わせることができました。

こちらの現場で芦屋市に初めて足を踏み入れましたが、まるで別世界。
とにかくどこを見渡しても全て豪邸ばかり、すれ違う車も超高級車ばかりでした。

現場に到着して、寸法を測っていきます。

吹き抜け部分の手すりがなかなかの大きさで、
搬入、運搬、重量の問題から分割してつくる事にしました。

室内での現場溶接はしたくなかったので、組み立て式での制作、
それもボルトなどが見えるチープなつくりではないものを考えました。

さて、工房に戻り現場を再現して制作開始です。

親柱38角とかなり太い材料を使っています。

ボルトなどねじ類は一切見えない組み立て方法です。

こちらは階段手すり。

こちらは門扉です。

軸受は現場に埋め込んでもらい、綺麗に見えるよう凝ったつくりです。
その為に、角材を部分的に丸く削りだします。

門扉自体の重量があることと、見た目の問題から蝶番は使いたくなかったので、
ここも凝ったつくりにしました。

門扉の枠部分の角材を部分的に丸く削り、門扉自体が回転するようにしてあります。

こちらはワンちゃん用の門扉です。

確か3~4回くらいに分けて取り付けに行ったと記憶しています。

組み立て式の吹き抜け手すりが現場に綺麗に納まるか、
少し不安がありましたが、全く問題なくぴったり納まりました。

想い出深いのは取り付けをしているところに社長様がお見えになり、
「えぇなぁ~、えぇなぁ~、むちゃくちゃえぇなぁ~」とずっと言ってくださり、
その後何度もお仕事をいただくようになりました。

金額も金額でしたし、社長様、お施主様共に非常に目の肥えた方々でしたので、
それなりにプレッシャーはあったのですが、この「えぇなぁ~」を聞いたときは、
一気に肩の荷が下りて気持ちが楽になったことを鮮明に覚えています。

ちなみにこちらはバルコニーからの眺めです。

奥さまが「この景色を買ったようなものです」と言われていたのも印象に残っています。

若造だった私は、
「お金持ちの人は、良い景色を見に行くんじゃなくて、買っちゃうんだ…」と
思ったものです。

そして、旦那様は鉄鋼関係の会社を経営されてみえるとの事で、
「うちの主人も鉄関係なので、名和さんと同じですね。」と奥さまがおっしゃいまして、
「同じ鉄でも月もすっぽんもいろいろあるんだな…」と思ったものです。

良い仕事&良い経験をさせていただいた、想い出深いお仕事の一つです。

また、このシリーズでは過去の想い出に残る仕事をご紹介していきたいと思います。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m

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